格安航空機ってあんなに安いけど安全性は大丈夫なの?
格安航空機の安全性。何かと話題の格安航空機ですが、やはり注目すべきはその値段です。日本人の感覚からすると安すぎるが故に安全性は大丈夫なのかと不安に感じてしまいがちです。そんな疑問にお応えすべく解説していきましょう。
LCCの機体は古い?整備面はどうなっているの?
LCCの機体は比較的に新造機を単一機材で揃えている会社が多いです。新造機は古い機体よりも操作が簡単で操作性の面で言えば安全性は高くなります。また新造機はメンテナンスがし易く整備面での安全性も上げてくれます。
LCCであっても、ある程度の規模がある会社であれば独自の整備部門を持っていおり、軽整備は自社で行うところがほとんどです。大手の航空会社に劣っているとは言い難いでしょう。
しかしLCCの中にも、退役するような古い機体が混じっている場合があるので、不安な場合は利用する会社の評判をしっかりと調べておきましょう。
安全でないものは消滅する
いくら安さを売りにしているとはいえ、人命に関わることなので事故率が高ければ、自然と客は離れ淘汰されていきます。アメリカのLCCの中でも人気のあったエア・フロリダは乗客・乗員合わせて80名弱が犠牲になった航空機事故を起こした2年後倒産しました。
またインドネシアのLCCアダム航空は2007年に起こした墜落事故が原因で倒産するなど、航空機事故は航空機会社を運営する上で大きなダメージになるのです。また、大きな事故を起こしたLCCは少なからず小さな事故を何度も起こし問題になっていました。
長年無事故であった会社がいきなり大きな事故を引き起こす事例は滅多にないので、普段利用しないLCCを利用する場合は必ず調べてから利用するといいでしょう。
LCCだから安全性に欠けるというわけではない
いかがでしたでしょうか?LCCは各国の安全基準を満たした上で運営しています。最近では価格はそのままにサービスを向上している会社も多くなってきています。安いから危険と思わずLCCを利用してお得に空の旅を楽しんでみてください。