ANA航空券をキャンセルすると代金はどうなるの?

折角休みを取って旅行に行く予定を立てたのに、急な仕事や家庭の都合で中止になる時が往々にして起きるものです。そんな時、購入したANA航空券をキャンセルした場合、支払った代金を返してもらえるのかが不安になります。

キャンセルにおける代金の返還方法

キャンセルした航空券の代金は返還してもらえます。航空券のキャンセルはネットでも、電話やANA窓口でも行えますが、代金の返還は支払った決済方法と同じ方法で行われます。

  • 1.クレジットカード払い:毎月のクレジットカード請求額の引落し時に、返金額分が請求額から相殺されます。仮に、返金額が引落し額より多かったの場合は、クレジット会社から差額分が口座に振込まれます。
  • 2.現金払い:ANA窓口で現金で払戻してもらうか、銀行口座に振込んでもらいます。
  • 3.コンビニでの現金払い:銀行振込での返還になります。

なお、飛行機の出発した後でも、航空券の運賃種別によっては返還の可能なものがあります。ただし、キャンセル料は出発前よりも高くなります。また、出発時刻後の返還は出発日から10日以内が原則です。

キャンセルにおける2種類の手数料

航空券をキャンセルする時は、「取消手数料」と「払戻手数料」の2つの手数料がかかります。

1.取消手数料

取消手数料は運賃種別ごとの規定があり、普通運賃の場合はフライト前のキャンセルにおける取消手数料は無料で、フライト後の取消手数料は路線区分によって、2,000円・4,000円・6,000円・8,000円の4段階になっています。

なお、「旅割」などの早期購入割引運賃の取消手数料はフライト55日前までは無料で、以降は代金に対する以下の率の手数料がかかります。

  • 54日~45日前:30%
  • 44日~28日前:40%
  • 27日~14日前:50%
  • 13日~出発時刻:60%
  • 出発時刻以降:100%

2.払戻手数料

払戻手数料は航空券を払戻す時にかかる事務手数料であるため、運賃種別に関わらず、一律430円を請求されます。従って、キャンセルで返還される金額は、購入代金-(取消手数料+払戻手数料)になります。

速やかなキャンセルの申込が必須

早期割引の航空券を購入した場合は、利用できなくなった時点で1日でも早くキャンセルの申込をするのが賢明です。なお、普通運賃の航空券の場合は予約の変更が可能なので、キャンセルではなく航空券の変更という方法もあります。

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